IFPAroma 2020

国際アロマセラピーカンファレンス&ワークショップ&トレードショー

2020年 3月21日(土)&22日(日) 東京 

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多分野で発揮される香りの可能性

毎年IFPAが開催するアロマセラピーの国際カンファレンス、IFPAromaは2020年春、初めて英国以外の場所、東京にて開催されます。
今回のカンファレンスは次の6つのポイントが魅力となっています。

3月21日(土) カンファレンステーマ

急速に人工知能やデジタル化が進む社会になった現在でも、人間が自然の一部であることに変わりはありません。医療施設をはじめ、各分野で活躍するアロマセラピーのプロフェッショナルの方々は、人間の嗅覚や触覚が、時には他の何よりも大きな「生きる力」を与えてくれることを実感しています。そして、今、医療や社会コミュニティの中での精油の活用や、エビデンスを示す数々の研究が精油の可能性をさらに広げています。このカンファレンスは世界各国の専門家の知見と実践経験を皆様とともに共有し、インスピレーションを得ていただける素晴らしい機会です。

3月22日(日)スキルアップに役に立つワークショップを開催

アロマセラピストのスキルアップのためのワークショップが行われます。
香りを嗅ぐことの効果における最新の知見、ヒーリング、フィジー島のハーブ療法、反射区療法、進化した香水ブレンドなど、6種類のワークショップの中から3つをお選びいただきます。
様々な角度からアロマセラピストをサポートするアイデアによって、皆さんをインスパイヤしてくれるでしょう。

英語/日本語の通訳があります

  • 日本でトップクラスの通訳会社サイマル・インターナショナルによるカンファレンスの同時通訳
  • ワークショップの逐次通訳
  • トレードショー会場にて英語日本語通訳のボランティアスタッフ など、充実したサポートがあります

インターネット視聴が2か国語で出来ます。(事前申込制)

3月21日土曜日のカンファレンスはインターネット配信をします。当日会場に来られなくても、ネット環境があれば、カンファレンスの視聴が可能です。日本語、または英語の選択が出来ます。カンファレンスの当日開催中はもちろん、翌日から2週間いつでも何回でも視聴することが可能です。(2日目のワークショップは視聴できません。また、ユーチューブの視聴に制限がある国では視聴できない場合もございますのでご注意ください。)

ネットワーキング・レセプション

3月21日(土)19:00より、講演会の後に交流会を開催いたします。カンファレンス会場近くの素敵なレストラン「アラスカ」で、講演者や各国の会員と交流しながらお楽しみいただける軽食パーティーです。素敵な賞品が当たるくじ引きもあります。会場はこちら http://xn--ccks4bb7e1jbt0e.jp/palace/

25のブースが出店するトレードショー

アロマセラピーやハーブ関連商品、健康食品、日本の精油、書籍、セラピーの体験ブースもあります。カンファレンスにお申し込みの方は入場無料です。また、カンファレンスにお申し込みではない方でも、トレードショーのみの入場(当日現金お支払い1000円)が可能です。

カンファレンス タイムテーブル

2020年3月21日(土)10:00~16:50

トレードショー 12:00~19:00

10:00 – 10:30 – 受付
10:30 – 10:35 – IFPA理事より開会のご挨拶
10:40 – 11:30 – アロマセラピーの植物化学に基づくマスターブレンディング
11:35 – 12:25 – かおり成分の吸入がもたらす効果
12:25 – 13.55 – 昼休憩
13:55 – 14:45 – 懐かしい香りを用いた回想の脳メカニズム
14:50 – 15:40 – 小児・若年者におけるメンタルヘルス問題へのアロマセラピー
15:40 – 15:55 – 休憩
15:55 – 16:45 – 患者のスピリチュアルペインに寄り添うアロマセラピストの可能性 ~アロマセラピスト僧侶としての視点から~
16:45 – 16:50 – IFPA理事より閉会のご挨拶
19:15 – 21.25 – 懇親会

講演者詳細

10:40 – 11:30 コーリーン・クイン – アロマセラピーの植物化学に基づくマスターブレンディング

効果的な植物療法の秘訣は、私たちセラピストが植物化学を理解し、研究でそれを裏付けることである。化学に基づいた精油と芳香物質の調合を学ぶことは我々の務めでもある。化学成分類ごとの様々な相違点や、精油それぞれの化学的プロフィールを理解したうえで、他の精油で置き換える作業も行うことで、肉体と精神の両方に有効な植物化学的な精油の調合が可能になるだろう。本講演で、植物の化学に基づく調合アプローチに対して自信を得ていただきたい。

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プロフィール
英国IFPA認定アロマセラピスト・コスメティックフォーミュレーター・研究者
肌と身体の健康のケアの為に、植物由来で高機能の治療用製品を作ることを目指し、自らの知識の革新と、持続可能な農業に真剣に取り組む生産者からの最高品質の素材を求めて世界中を旅した。クリニカルアロマセラピーと補完療法においての10年の経験を基盤とし、高級アロマセラピーブランドLucy Annabella Organicsを立ち上げる際、精油を調合する際の複雑で時間のかかる計算プロセスに対する解決策を見つける必要があった。このことがきっかけとなり、アロマセラピーとテクノロジーを結びつけるプロジェクトに着手。革命的な化学に基づく植物製品のブレンディングツールLabAromaの創造へとつながった。8年経った今も、LabAromaは進化を続けており、世界最先端のアロマセラピーブレンディングツールとして、英語だけでなく複数の言語に翻訳されて世界の隅々にまで届けられている。

概要
効果的に植物療法の治療を行う秘訣は、私たちセラピストが植物化学を理解し、研究でそれを裏付けることである。この分野の最先端で興味深い仕事をする世界中の研究者・科学者・生産者から学ぶ素晴らしい機会が私たちアロマセラピストには与えられている。化学に基づいた精油と芳香物質の調合を学ぶことは我々の務めでもある。精油を治療目的で使用する際、化学に焦点を絞ることで心と身体に対し、さらに深いレベルで作用させることが可能となる。本講演で、精油の化学成分類や各化学物質をより理解しやすく、身近なものとして感じていただき、植物の化学に基づく調合アプローチに対して自信を得ていただきたい。化学成分類ごとの様々な相違点や、精油それぞれの化学的プロフィールを理解したうえで、他の精油で置き換える作業も行うことで、肉体と精神の両方に有効な植物化学的な精油の調合が可能になるだろう。

11:35 – 12:25 佐藤 忠章(さとう ただあき) – かおり成分の吸入がもたらす効果

アロマセラピーの科学的な解明は、現在までのところ十分であるとは言い難い。植物精油の吸入について考えた場合、対象植物精油が揮発性であること、伝達経路が神経学的と薬物学的という2つ存在すること、臨床研究でプラセボの排除が困難などの理由から、アロマセラピーの科学的な解明を困難にしている。本講演では最適な研究手段として、マウスを使用した動物実験の結果を中心に報告する。アロマセラピーが科学的に解明され、医療機関においても積極的に治療目的で利用されるようになることを期待している。

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プロフィール
国際医療福祉大学薬学部准教授・薬学博士
アロマセラピーの科学的解明に向けて多数の基礎研究を行う日本の研究者の第一人者として、スコポラミン誘発アルツハイマー型認知症モデルマウスに対するローズマリー精油吸入による効果、ストレス存在の有無によるタイムリナロール精油の抗不安様作用の影響、植物精油の主要な成分であるα-ピネン・リモネン・リナロール・1,8-シネオールの吸入と腹腔内における脳内動態、ポリI:C誘導による脳疲労モデルマウスに対するタイムリナロール精油の抗疲労効果、ヒノキ精油吸入による主要成分α-ピネンの脳内分布と抗不安様作用などの研究を発表している。https://researchmap.jp/read0051386/

概要
アロマセラピーは、かおりの利用という観点からすると非常に広い分野で利用されている。しかし、その利用方法は過去の経験に基づくことがほとんどである。今後、アロマセラピーを積極的に健康増進に利用していくためには科学的な解明が必要であるが、現在までのところ十分であるとは言い難い。
植物精油の吸入について考えた場合、アロマセラピーの科学的な解明を困難にしている原因として以下の3つが考えられる。
1.対象となる植物精油の成分が揮発性を有していることから定量的な制御が困難である。
2.神経学的伝達による経路と薬物学的伝達による経路の2つの経路が存在するなどから作用機序の特定が困難である。
3.臨床研究におけるプラセボ効果の排除が困難である。
このような状況の中ではあるが、我々の研究グループはアロマセラピーの科学的な解明に向けた最適な研究手段として動物実験を採用した。本講演ではマウスを使用した動物実験の結果を中心に報告する。今後、アロマセラピーが科学的に解明され、医療機関においても積極的に治療目的で利用されるようになることを期待している。

13:55 – 14:45 大場健太郎(おおば けんたろう) – 懐かしい香りを用いた回想の脳メカニズム

生物学的に嗅覚は生命活動に不可欠な役割を果たしている。ヒトでは生命活動における嗅覚の依存度が相対的に低下しているが、香りを嗅ぐことで時折「懐かしさ」を感じ過去に思いを馳せる。この懐かしさ感情は気分、自尊心、社会的つながりの感覚、楽観性、人生の意味付けなどを高める適応的心理効果があることが明らかにされ、臨床においては認知症の周辺症状緩和を目的として行われている回想法で重要な要素とされている。本講演では、嗅覚と記憶の脳メカニズムを概観し、懐かしい香りを用いた回想の脳メカニズムに関する研究を紹介する。
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プロフィール
東北大学加齢医学研究所人間脳科学研究分野助教・博士(学術)・機能的MRIを用いた認知神経科学専門
香りによる記憶想起体験をきっかけに、「懐かしさ」研究を志す。これまで、懐かしい記憶想起の脳メカニズムや回想による心理効果の個人差についての研究に従事。近年、香りを用いた回想の脳メカニズムに関する研究を開始。特に、過去の回想が楽観性などの未来思考に与える効果に着目し、その神経基盤の解明を目指している。

概要
生物学的に嗅覚は食料の探索や危険の認知など生命活動に不可欠な役割を果たしている。ヒトではこれらの生命活動における嗅覚の依存度が相対的に低下している一方で、私たちは香りを嗅ぐことで時折「懐かしさ」を感じ過去に思いを馳せる。この懐かしさ感情は近年社会心理学の分野で精力的に研究が行われ、気分、自尊心、社会的つながりの感覚、楽観性、人生の意味付けなどを高める適応的心理効果があることが明らかにされてきた。臨床においては、懐かしさは認知症の周辺症状緩和を目的として行われている回想法で重要な要素とされている。従来、回想の手がかりとして写真や音楽などの視聴覚刺激が主に用いられてきたが、懐かしい香りを取り入れる試みも行われ始め、効果が増大することも報告されている。しかしながら香りを用いた回想法の効果検証は行われ始めたばかりであり、その効果がどのように生じるかは明らかになっていない。
本講演では、機能的MRIによって明らかにされてきた嗅覚と記憶の脳メカニズムを概観し、我々が最近行っている懐かしい香りを用いた回想の脳メカニズムに関する研究を紹介する。

14:50 – 15:40 デブラ・マカダム – 小児・若年者におけるメンタルヘルス問題へのアロマセラピー

小児・若年者の心の問題に対し、アロマセラピーを用いた症例を報告する。彼女が用いているアプローチ方法・関係性構築のメソッド・精油を用いたテクニックについて解説。精油を使用し香りによる記憶連想を喚起すること、そして、両親を治療に参加させることで親子の関係の改善も図るなど、治療室の中だけにとどまらないアロマセラピーの有効性を紹介する。本講演では、患者に合わせた評価法とケアプランの構築、実践に至るまでのプロセスを、ひとつの症例に沿って解説する。
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プロフィール
英国IFPA認定アロマセラピスト
クリニカルアロマセラピストとして20年以上の経験を持ち、後半の10年間は青少年精神健康(CAMH)分野での活動を中心に、入院患者と市民コミュニティチーム内でのケアを行っている。長年の経験をもとに、アロマセラピーをベースにスポーツマッサージ・ホットストーン・インディアンヘッド・レイキなど10種類以上の療法を組み合わせたユニークで革新的なアプローチ方法を生み出し、従来型のカウンセリング療法(言語的コミュニケーション)を補完することで、大きな成果を上げた。小児・若年者の精神的健康の症状改善と、積極的なメンタルヘルスの成果達成の為、他の様々な療法との調和をはかりながら活動することを目標としている。

概要
小児・若年者が経験することの多い心の問題に対し、アロマセラピーを用いた症例について、小児・若年者とその家族から得た質的フィードバックを通して紹介する。症例の中では、彼女が用いているアプローチ方法・関係性構築のメソッド・精油を用いたテクニックについて解説、これらがメンタルヘルスケアのニーズが非常に高い小児・若年者に対しどのように役立つのかを示している。また、精油を使用し嗅覚記憶による連想喚起などから若年者と積極的に関わることへの利点を探究する。そして、彼らの両親を治療に参加させることで、親子の関係の改善に役立つ治療室の中だけにとどまらないアロマセラピーの有効性を紹介する。本講演では、患者に合わせた評価法とケアプランの構築、実践に至るまでのプロセスを、ひとつの症例に沿って解説する。

15:55 – 16:45 中村智美(なかむら ともみ) – 患者のスピリチュアルペインに寄り添うアロマセラピストの可能性 ~アロマセラピスト僧侶としての視点から~

近年、緩和・終末期ケアを始め、臨床現場で注目されているスピリチュアルペイン。生きる意義と目的に対する苦しみから「魂の痛み」とも表現される。この根源的な苦しみに対し、仏教では「今」という一瞬一瞬の体験に意識を向け、自分自身をあるがままに受け入れることで魂を解放する。本講演では、アロマセラピスト自身が自らのスピリチュアルペインに気づき、受け入れ、そして患者に寄り添うために、アロマセラピーのアプローチのひとつである「心と心の対話」に、仏教の「ともに生きる」姿勢を取り入れることについて紹介したい。
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プロフィール
英国IFPA理事・英国IFPA/IFA認定アロマセラピスト・NPO法人日本アロマセラピー福祉サポート協会理事長・(株)木花代表取締役・真宗僧侶・修士(文学・仏教学専攻)
法名:釋 智諒(しゃく ちりょう)
1998年に英国でアロマセラピーを学ぶ。2001年から横浜ロイヤルパークホテルや産婦人科内でのサロン運営、翻訳、病院で緩和・終末期ケアと医療従事者向けの講習会を行う。2004年に母の癌闘病と看取りをきっかけに仏教と出逢い、大学・大学院で6年間仏教学を研究。自身の甲状腺がん治療や父の突然死を経験し、仏教の智慧が患者と家族の苦しみに対し何ができるのか模索しマインドフルネスを日々実践。病院と連携し、患者と家族のスピリチュアルケアを行う。

概要
近年、スピリチュアルペインという言葉は、緩和・終末期ケアの分野に限らず、様々な臨床現場で注目されている。「自分とはなんだろう」「何の為に生きてるんだろう」など、生きる意義と目的、存在の意義に対する苦しみから「魂の痛み」とも表現される。全人的苦痛(トータルペイン)である肉体的・精神的・社会的・霊的(スピリチュアル)の4つの苦しみの中で、スピリチュアルな苦しみは根源的なものと捉えることができる。アロマセラピストは、この根源的な苦しみに対し、どのように寄り添うことが出来るのだろうか。

アロマセラピーは、大きく分けて3つのアプローチを統合して心と体のケアを行っている。一つ目は、精油の有効成分や香りの嗅覚刺激。二つ目は、肌のふれあいであるタッチング。そして、三つ目は心と心の対話、コミュニケーションである。今回の講演では、三つ目のアプローチ方法である「心と心の対話」として、スピリチュアルペインに寄り添うアロマセラピストの可能性について、臨床仏教という視点から紹介。

仏教とは、病気・老い・死の苦しみや、様々な思いや避けられない出来事に対して、よりよく生きるための智慧であり、2500年の間、人から人へと伝えられ実践されながら現代に至った人間学でもある。この根源的な苦しみに対し、仏教では「今」という一瞬一瞬の体験に意識を向け、自分自身をあるがままに受け入れ、解き放つこと目的としている。臨床仏教を通して、アロマセラピスト自身のスピリチュアルペインに気づき、受け入れ、そして患者に寄り添いながら、「ともに生きる」という姿勢を取り入れてみてはいかがだろう。

ワークショップ タイムテーブル

2020年3月22日(日) 9:30-16:45

トレードショー 10:00-19:00

09:30 – 10:00 – 受付
10:00 – 11:30 – ワークショップ セッション1 (A・B・C)
11:30 – 13:30 – 昼休憩
13:30 – 15:00 – ワークショップ セッション2(Ⅾ・E・F)
15:15 – 16:45 – ワークショップ セッション3 (A・B・C)

講演者詳細

ワークショップA – シャーロッテ・ムトロ – セラピーの質を高めるサイエンスとエネルギー原理

セラピストは、クライアントに最良のトリートメントと癒しをもたらすよう日々努力しているが、そのためには科学研究に基づいたエネルギーの原理を理解し、実践することが重要である。これは、治療の質を高めるだけでなく、ケアギバーが起こしやすい燃え尽き症候群を予防することにもつながり、あらゆるホリスティック療法でのアプローチに不可欠な要素である。このワークショップでは、症例を示しながら理論を実践に活かす方法を紹介する。この方法を使えばいくらでも深くクライアントに関わっていくことができるだろう。
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プロフィール
植物療法士・ハーバリスト・作家・エナジーヒーラー・国際講演家

イギリス生まれ。薬草治療とエネルギーヒーリングを行う。School of Phytotherapy卒業、英国ハーブ医学学会員。オーストラリア、シドニーにてハーブ医療およびエナジーヒーリングの個人クリニックを運営。イギリス、ノーフォークにて10年間、ハーバリストとしてクリニックに勤務。講演や執筆活動も多数。日本在住経験もあり、定期的に来日してヒーリングとハーブ療法を融合させたセッションやワークショップを通じ、東洋と西洋の代替医療知識と生まれながらに持っていた人を癒す力と実績を融合させたオリジナルのメソッドでクライアントの健康回復を助けている。
・著書「Plant Medicine」 ・日本語ホームページ https://www.natural-therapy.biz/charlotte/

概要
セラピストという道を選択した私たちは、クライアントに最良のトリートメントと癒しをもたらすよう日々努力している。この目標に達成する為、科学研究に基づいたエネルギーの原理を理解し実践することが重要である。これは、治療の質を高めるだけでなく、ケアギバーが起こしやすい燃え尽き症候群を予防することにもつながり、あらゆるホリスティック療法でのアプローチに不可欠な要素である。このサイエンスとエネルギーのワークショップは、症例を示しながら理論を実践に活かす方法を紹介する。このスキルはすでにプロとして活躍されている人も、またプロを目指している人にとっても役立つものであり、療法の成功につながるだけではなく、この方法を使えばいくらでも深くクライアントに関わっていくことができるだろう。

ワークショップB – ジュリー・フォスター – 洗練された香りを生み出すアドバンス・ブレンディング・テクニック

ジュリー・フォスター氏による新しい精油香水作りのテクニックを実践で学ぶワークショップ。香水作りに興味があるかどうかに関わらず、精油の相乗効果について参加者は理解を深められ、楽しんでいただけるだろう。セラピューティックな効果だけにフォーカスするのではなく、クライアントの心に残る、特別な香りのトリートメントオイルを創造する力をつけることは、セラピストとしての仕事に大きく役立つだろう。
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プロフィール
英国IFPA理事・英国IFPA認定アロマセラピスト・IFPAプリンシパルテューター

数年前に経験したがんの恐怖の後、メルセデスベンツ社での上級キャリアを去り、アロマセラピーのトレーニングと大学院で教育学の学位を取得。現在、中国やその他のアジア諸国で、アロマセラピストの養成や講師育成に取り組み、また英国政府と協力してこの分野における専門知識とサービスの輸出の促進に取り組んでいる。世界市場に向けた、アロマセラピーを用いた香水やスキンケア製品の開発を専門とし、コンサルタントとしても幅広く活動している。FHT、NAHA、ABT、ATC、および英国商工会議所の会員でもある。

概要
このワークショップでは、参加者に精油を用いて自分ならではのクリエイティブな香水を創るテクニックを紹介。ジュリー・フォスター氏は精油で創るフレグランスで顧客に喜びと感激を与えるプロのブレンドテクニックを共有する。ブレンディングの際、香りを台無しにしてしまうよくある失敗を回避する方法を学ぶ。演習では、オリジナルのアロマ香水を作成し、お土産としてお持ち帰りいただく。

ワークショップC – ニック・シンガー – 精油経鼻吸入器 を用いた嗅覚刺激によるストレス緩和への影響

ブレンドした精油を含ませた経鼻吸入器がストレス緩和に対して実用的であるかどうか調べる為、一般的なストレス軽減法である消極的休養・漸進的筋弛緩法・バッチフラワー製品などと比較。その結果、心拍数・血圧・コルチゾールなどストレスに関する生理学的パラメータにおいて、顕著で測定可能な影響を一貫したパターンを得ることができた。このことにより、精油経鼻吸入器の実用はストレス緩和に有効な関連を示している。
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プロフィール

アロマスティック社共同代表

スイスでアロマスティック社を共同経営し、科学的根拠をベースとしたアロマセラピーに力を入れている。仕事に従事する中で、香りの鼻腔内投与における様々なバイオマーカーへの影響などを扱っている研究者などと協力。臨床アロマセラピー・専門誌への寄稿・科学論文の発表・講義など幅広く活動。スイス生まれ、オーストラリア育ち、スコットランドで歴史を専攻。

概要
今まで多くの研究で、精油経鼻吸入器によって効果的にストレス緩和をもたらすことができるかを調査してきた。ブレンドした精油を含ませた経鼻吸入器が実用的であるかどうか調べる為、一般的なストレス軽減法である消極的休養・漸進的筋弛緩法・バッチフラワー製品などと比較。約300人が参加した5つの研究は、すべてモニタリングされ、可能な限り無作為化及び二重盲検法で実施した。その結果、心拍数・血圧・コルチゾールなどストレスに関する生理学的パラメータにおいて、顕著で測定可能な影響を示す結果が一貫して得られた。このことにより、精油経鼻吸入器はストレス緩和において有用性があることが示された。

ワークショップD – 村上 志緒(むらかみ しお) – フィジーにおける薬用植物資源の民間活用に関する調査:植物療法家によるハーブ調製法

フィジー共和国における薬用植物の民間活用に関するインタビュー調査の結果を報告する。35種の植物を選択し、伝承形態・用法・用量・適応などについて聞き取りを行い、各々の薬用植物で剤形の選択、調製について詳細な知見を得た。フィジーの薬用植物では生のままの調製が多いが、芳香を活かした浸出油では乾燥用部を用いるなどの工夫も見られ、知識の共有もなされている。ワークショップではこれら調査結果について考察し、また村民と共同作業で芳香蒸留水を抽出しているフィジアンハーブにも実際に触れていただく。
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プロフィール
株式会社トトラボ代表・薬学博士、トトラボ植物療法の学校主宰

早稲田大学及び大学院理工学研究科修了。理学修士。東邦大学大学院薬学研究科修了。植物療法学(民俗薬草文化、作用機序、特に向精神作用)を研究。日本、ネイティブアメリカン、そして2009年からは南太平洋フィジーのハーブが研究テーマ。ハーブやアロマセラピーといった植物療法について、自然・生活文化・科学の観点から学ぶ講座を「トトラボ植物療法の学校」にて開講。FijianTrad、JapanTradのプロダクツを展開。一般社団法人しあわせ創生プロジェクトCoCooN代表理事。東邦大学 薬学部訪問研究員。東京都市大学など非常勤講師。著書に『日本のハーブ事典』『日本のメディカルハーブ事典』(東京堂出版)などがある。
トトラボ植物療法の学校のサイト http://www.totolab.com  E-mail: shio@totolab.com

概要
フィジー共和国における薬用植物の民間活用に関する調査を行い、作用機序の解明などの基盤的研究につなげることを目的として、2009年よりフィジーの薬用植物の研究をしている。
フィジーでの薬用植物の民間活用について、Salote TIKOIVALE氏(植物療法家)とTupou MAWI氏(Lakeba島Vakano村地域保健アドバイザー)にインタビューし、それらの調製法や活用法などの聞き取りを行った。Dilo(Calophyllum inophyllumテリハボク)・Makosoi(Cananga odorataイランイラン)・Yasi(Santalumyasiフィジアンサンダルウッド)・Niu(Cocos nuciferaココヤシ)などを含む35種の植物を選択し、伝承形態・用法・用量・適応などについて調査を行い、各々の薬用植物で、冷浸剤・温浸剤・圧搾汁・浸出油などの剤形を選択、調製について詳細な知見を得た。
その結果、フィジーの薬用植物では生のままの調製が多いという特徴がみられた。これは、現地の気候により年間を通して入手しやすい原料植物が多いことが考えられる。しかし、芳香を活かした浸出油では乾燥用部を用いることなどの工夫もみられた。両氏とも薬用植物の調製法の詳細について共通の認識を持ち、知識が共有されていることがわかった。また、用部のうち更に詳細な部位を選択することも多くみられた。これらの調査の結果について考察し、また村民との共同作業で抽出するフィジアンハーブの芳香蒸留水についても紹介する。

ワークショップE – 冨野 玲子(とみの れいこ) – 東洋の顔診断と即効性のあるフェイシャルテクニック ~ベトナムの顔反射療法“ディエンチャン”の応用~

健康的なライフスタイルが定着しているベトナムでは、「自分や家族でケアをする」が一般的で、顔を見ることで身体のコンディションを知ることができ、また、わずか数分の顔の刺激で身体のあらゆる部位に対して働きかけると言われている「ディエンチャン顔反射療法」は多くの方が実践している。ワークショップでは、ディエンチャンの反射区チャートに基づき、セラピストにとって役立つ「顔の見方」を紹介。ワークショップの後半、実際に人の顔を使ったデモンストレーションや簡単な実技のワークも予定している。
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プロフィール
自然療法の国際総合学院IMSI学院長・英国IFPAプリンシパルテューター・鍼灸師・ベトナム医道認定ディエンチャンセラピスト・南アフリカDI認定セラピューティック・リフレクソロジスト

学生時代にベトナム留学した際、人々が西洋医学に頼らずにイキイキと暮らしている姿に感動する。イギリスでガブリエル・モージェイ氏に師事しアロマセラピー、ベトナムでディエンチャン顔反射療法、南アフリカで現地の国家資格であるセラピューティック・リフレクソロジーを学ぶ。「日本人がホリスティックな視点に立つ時、東洋医学に辿り着く」と気づき、鍼灸師の資格を取得。禁忌がなく、誰にでも役立つ自然療法を、楽しく、分かりやすく伝えていくことを使命としている。
自然療法の国際総合学院IMSIのサイト https://www.imsi.co.jp/ E-mail:info@imsi.co.jp

概要
健康的な食生活やライフスタイルが定着しているベトナムでは、「病気になったら病院に行く」ではなく、「自分や家族でケアをする」が一般的である。そのベトナムで、多くの方が学び、実践しているのが「ディエンチャン顔反射療法」である。顔には、多数の反射区・ツボ・神経系のルートがあり、脳・内臓・身体の各部へとつながっている。そのため、顔を見ることでその人の身体のコンディションを知ることができ、また、わずか数分の顔の刺激で、身体のあらゆる部位に対して働きかけると言われている。鍼灸師で伝統医療研究家のBui Quoc Chau教授が開発したこの療法は、医療が受けられなかった貧しい時代にベトナムで生まれ、現在でも、草の根医療としてベトナムに根付いている。
ワークショップでは、ディエンチャンの反射区チャートに基づき、セラピストにとって役立つ「顔の見方」を紹介。顔から身体症状や内臓の状態を探ることができれば、自分や家族の健康管理にもつながり、また、セラピストとしては、クライアントの症状の根本的な原因を探ることにつながる。ワークショップの後半、実際に人の顔を使ったデモンストレーションや簡単な実技のワークも予定している。

ワークショップF – エマ・チャールトン – ストレス・クライシス:ストレスと不安から幸福感へ アロマセラピーの役割

英国と日本におけるストレスと不安のレベルは、大幅に上昇しているという報告がある。アロマセラピストもクライアントも、不安障害やうつ病発症のリスクをはらむストレスに苦しめられる可能性がある。ワークショップでは、3つの用語「ストレス」「不安」「うつ症状」を定義して類似点と相違点を明確にする。そして、ストレス・不安・うつ症状をサポートするために使用されることの多い、いくつかの精油の伝統的・現代的な使い方を考察し、クライアントに対するサポートで成功したアプローチの事例と、その際の様々な精油の使い方を紹介する。
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プロフィール
英国IFPA理事・英国IFPA認定アロマセラピスト・ITHMA学校講師

2000年にガブリエル・モージェイ氏が校長を務めるITHMA学校でアロマセラピストの資格を取得。長年にわたり、多職種連携クリニックや企業でのトリートメントやHIV支援団体でのボランティアなど、様々な分野で活動してきた。また、南西ロンドンのトゥイッケナムでプライベートサロンを経営。母校であるITHMA学校の講師として、マッサージとアロマセラピー理論を教えている。初期キャリアは、ホームレスとメンタルヘルスの支援の分野であり、現在もロンドン中心部でメンタルヘルス教育プロジェクトを運営し、主に若者を対象に活動している。

概要
メンタルヘルスの専門家は、英国と日本の両国でストレスと不安のレベルが大幅に上昇していると報告しており、ある研究では、日本と英国の若者は世界で最も幸福感が低いと述べている。アロマセラピストもクライアントも、不安障害やうつ病発症のリスクをはらむストレスに苦しめられる可能性がある。ストレスそれ自体は精神障害ではないが、不安症状や、多くの場合で不安感を伴う鬱は間違いなく精神障害の可能性がある。ワークショップでは、これら3つの用語を定義して類似点と相違点を明確にする。アロマセラピーは多くの人々の精神を落ち着かせ、穏やかにし、気持ちを高める為に長い間使用されてきた。ストレス・不安・うつ症状をサポートするために使用されることの多い、いくつかの精油の伝統的・現代的な使い方を考察する。ストレス・不安症状・軽度のうつ傾向にあるクライアントに対するサポートで成功したアプローチの事例とその際の様々な精油の使い方を紹介する。

IFPAroma2020 アロマセラピーカンファレンス参加費一覧

IFPAroma 2020 カンファレンスへのお申し込みのキャンセルや変更に関する規定

2020年1月20日までにいいただいたご予約のキャンセルをされる場合は、キャンセル部分のお支払金額から取り消し手数料として10ポンドを差し引いた残りの金額を全額返金いたします。

*2020年1月21日から3月6日までのご予約のキャンセルの場合、キャンセル部分のお支払金額の50%をご返金いたします。

*202037日以降のご予約のキャンセルの場合、お支払いいただいた金額の返金はできません。

ご予約内容のキャンセルやご変更をご希望の場合はお手数ですが、ifpajapan@gmail.comまでご連絡ください。